
PC版学マスですが、アプリケーションをそのままピン留めするとDMM GAME PLAYERを経由していないので起動できず、DMM GAME PLAYERから起動用ショートカットは作成できるもののタスクバーやスタートメニューにピン留めはできず。
ショートカットファイル作成とURIの入力
まずデスクトップやフォルダーの何もない場所の右クリックメニューから「新規作成」→「ショートカット」で新規ショートカットを作成。
続いて「項目の場所を入力してください」という欄に以下のように入力。
C:\Windows\System32\rundll32.exe url.dll,FileProtocolHandler dmmgameplayer://play/GCL/gakumas/cl/win
コマンドの構成要素について(クリックで展開)
rundll32.exe
Windowsのシステムファイルで、DLL(ダイナミックリンクライブラリ)内の関数を実行するためのプログラム。
url.dll
URL関連の操作を提供するDLLファイル。rundll32.exe
と組み合わせて使用することで、特定のURLを既定のブラウザで開くなどの操作が可能になる。
FileProtocolHandler
url.dll
内の関数で、指定されたURLを既定のブラウザで開く。
dmmgameplayer://play/GCL/gakumas/cl/win
DMM GAME PLAYER専用のURIスキームで、特定のゲームを起動するためのアドレス。
rundll32.exe
がurl.dll
内のFileProtocolHandler
関数を呼び出し、指定されたURI(この場合はdmmgameplayer://play/GCL/gakumas/cl/win
)を処理します。これにより、DMM GAME PLAYERが起動し、指定されたゲームが開始されます。

「次へ」をクリックして進むとショートカットの名前の初期値が「rundll32.exe」になっているかと思うので、わかりやすいものに変更しておくと良いかと思います。
アイコン用画像の作成・選択
このままだとデフォルトアイコンのため、学マスの実行ファイルを指定するかショートカット用の画像ファイルを作成して指定。
学マスのデフォルトアイコンで良ければ、
C:\Users\(ユーザー名)\gakumas
にあるgakumas.exe
を指定。

アイコン画像を用意して設定したい場合は下記の手順で設定してください。
- 好きな画像ファイルを用意
- ショートカットを右クリックしプロパティを表示
アイコンの変更(C)...
をクリック参照(B)...
をクリックし、画像ファイルを選択
※初期で拡張子が「アイコンファイル」になっていますが、「すべてのファイル」にすれば他の画像ファイルも選択可- 選択後、アイコンの変更ダイアログに戻ったらアイコンを選択して
OK
をクリック
アイコン画像の作成時は、下記の手順でさくっと作れるかと思います。
- 元画像をペイントで開く
- Shiftキーを押しながら四角形で範囲選択(正方形選択)
- 選択範囲でトリミング(Ctrl + Shift + X)
サイズ変更と傾斜
でピクセルを選択、水平・垂直の値をリサイズしたいピクセル(96×96、48×48、32×32等の正方形のサイズ)に変更し「OK」- bmpで保存
あとは作成したショートカットファイルを右クリックして「スタートメニューにピン留め」や、ドラッグしてタスクバーにピン留めすればOK。
これでスタートメニューやタスクバーからワンクリックで学マスが起動可能になりました。
DMM GAME PLAYERの設定
おまけでDMM GAME PLAYERの設定をいじって、学マス起動後は勝手にタスクトレイに格納されるようにしておきます。
正規の起動では一度表示されるのはどうしようもなさそう。
- DMM GAME PLAYERを開き、右上のユーザー名が表示されている箇所にマウスホバーして、出てきたメニューから
設定
を選択。 ゲーム起動時設定
のゲーム起動後にDMM GAME PLAYERウィンドウを隠す
にチェックを入れる
これだけ。
お好みで基本設定のコンピュータ起動時にDMM GAME PLAYERを実行
バックグラウンド実行を許可する
にチェックを入れておきましょう。

この記事を書いた人Wrote this article
ノア
元ゲームシナリオライターで、何やかんやあってQAに転向。現在はサービスアプリ開発の仕事をしつつ、趣味でゲームをしています。RPG、アクション好きで、アウトドア趣味はバイクとキャンプ。