シーシャを通じて通わせる心。『フーカーヘイズ』体験版レビュー

シーシャを通じて通わせる心。『フーカーヘイズ』体験版レビュー
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シーシャ屋の店長として働く主人公が、シーシャを提供しながら3人の女性と接し、徐々にその本心へと触れていく。
そんな本作『Hookah Haze(フーカーヘイズ)』の体験版が本日6月11日にSteamで配信された。

心地よいBGMとネオンに彩られた穏やかな時間

近年、非日常感を感じられる場所でゆったりとした時間の流れを楽しむ――いわゆる“チル”を感じられると人気のシーシャ(水タバコ)。
本作ではそんなシーシャ屋「Hookah Haze」の店長炭木トオルとして、店に訪れる3人の女性にシーシャを提供しながら話相手となり言葉を交わしていく。

なお体験版では本編とは異なるオリジナルストーリーでゲーム内の2日間をプレイすることができ、製品版へのデータ引き継ぎなしとなっている。製品版では本編とは別の「ANOTHER DAY」として同じ内容を楽しめるとのこと。

なおネオンカラー、ネオンの明るさ、BGMは変更可能。

ゲームの流れとしては、まずSNS「Hookah LINK」に投稿するおすすめシーシャを選ぶ。選んだおすすめフレーバーによって、好みのあった女性が来店する。

投稿時にはDMも確認でき、相手の好みも確認できる。

その後は彼女たちのリクエストに合わせてフレーバーを組み合わせて提供しする。求めているフレーバーを提供すれば素直に喜んでもらえるし、ちょっとアレンジを入れればそれはそれで違ったリアクションをもらえる。

今回は体験版なのもあって難しいリクエストはないが、本編ではリクエスト内容に応えられるフレーバーの組み合わせを探し出すのも難しくなってくるのだろう。

やっぱりいい反応をもらえると嬉しい。

その後しばらく会話をすると次は炭交換。トオルのヒントを元に炭の量を調整する。

炭は3個基準での調整でいいっぽい。

そして会話も終わり、お客さんが帰るとレポートが表示されて終了。これが1日の基本的な流れだ。

個性豊かな3人の女性客

コンカフェ店員の愛上あむ。自分のことがとにかく大好きで、会話は終始彼女のペース。
ショップ店員の明月院こころ。礼儀正しく理知的だが、トラウマを抱えている。
人形作家の古森くるみ。とにかくマイペースで小動物的な雰囲気。
補足として、体験版の中では触れられていないが主人公の炭木トオルは病気で先が長くなく、期間限定のシーシャ屋店長として働いている。
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互いの人生を見つめ直す物語なのだろうか

客のリクエストに答えながら悩みを聞いて会話を進める……というとVA-11 Hall-ACoffee Talkのようなゲーム性なのだろうが、来店するのは3人の女性とだいぶ絞ってきているように感じる。キャラもめっちゃ濃い。

またSteamのページではヒロインごとに複数のエンディングがあること、ヒロイン3人のハッピーエンドを見ることで新たなエンディングに到達できることが記載されている。

先述の通り主人公「炭木トオル」の先が長くないということから、最後のエンディングとして語られるのかもしれない。彼女たちと触れ合っていく中でトオルがどう進んでいくのか、どういった“結末”が待っているのか。発売日を楽しみにしたい。

ゲーム情報

タイトルHookah Haze(フーカーヘイズ)
ジャンルヒューマンドラマアドベンチャー
発売日2024年7月11日(木)
価格1,980円(税込)
対応言語日本語、英語、中国語簡体字
対応機種Steam®・Nintendo Switch™(ダウンロード版のみ)
販売株式会社アニプレックス
企画・開発株式会社アクワイア
CEROC(15歳以上対象)
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この記事を書いた人Wrote this article

ノア

元ゲームシナリオライターで、何やかんやあってQAに転向。現在はサービスアプリ開発の仕事をしつつ、趣味でゲームをしています。RPG、アクション好きで、アウトドア趣味はバイクとキャンプ。